管理人ちゃんもりをTwitterでフォローする >>

【書評】『熟年離婚、したくなければズボラ婚。』池田明子|先輩夫婦から学ぶ結婚観

この記事は約6分で読めます。

この記事は広告を含む場合があります

特に大きな問題のないうちの夫婦。とはいえ、小さな不満やストレスはあります。

え?あるのが普通ですよね?

たまに「あー、もうイヤ!」とか「離婚したらどうなるんだろう」なんて考えることも無きにしも非ず。

結婚5年目、そんなもんですよね?(圧)

この本を読んで、そんなマイナスの感情がプラスの方向に動き出した気がします。

あぁ、もっとラクに構えていいんだ。

と思えました。

価値観は同じである必要はなく、理解し合えるかどうか(本文より)

結婚相手に求める条件として、3高(またの名を3K)を挙げる方はいまどき少ないです。

そもそも、3Kはすっかり形を変えて新3Kになっているのですから。

旧3K:高身長、高学歴、高収入
新3K:価値観が合う、金銭感覚が一致、雇用形態が安定

注目すべきは新3Kの「価値観が合う」

価値観の合う人と結婚したい(付き合いたい)

これ、よく聞きますよね。

そりゃあ価値観が合う人と一緒になれたらラクです。でも一口に価値観と言ってもいろいろありますよね。

  • 食の好み
  • 趣味との向き合い方
  • お金の使い方
  • 仕事に対する気持ち
  • パートナーとの接し方
  • 休日の過ごし方
  • 性に関すること

「価値観が合う人」を求める方はこれらが全部一致することを望んでいるのでしょうか?

そもそも自分自身の価値観もその時々によって変わりませんか?

ここだけは譲れないポイントが合う人=価値観が合う人とするなら、百歩譲って探せばいるでしょう。

でも、あれもこれも価値観が合う人を探すのは難しすぎます。多分そんな人いません。

だって、小さい頃から育ててもらった親とも価値観が合わないことってありますよね?

ということは、生まれも育ちも違う赤の他人と価値観が合うなんて奇跡of奇跡です。

先程挙げた本文を再掲します。

価値観は同じである必要はなく、理解し合えるかどうか(本文より)

うん、納得です。

この言葉は形を変えて当書で何度も出てきます。

  • 相手は自分と違って当たり前
  • 相手に寄り添う姿勢が大事
  • 相手を変えようとしない
  • 相手への期待は腹五分で

すべては夫婦円満の秘訣に通じます。

わたしは読書の際、並行してメモを取るのですが、今回の本はそのメモがいっぱいになりました。

結婚5年目のペーペーからすると、勉強になることが盛り沢山でした。

↓先日、こちらの本『「夫婦」はもっと仲良くなれる』を読みました。

こちらの本は全体的にネガティブオーラが漂っており、読んでいると個人的にダークな気持ちに。

でも今回の本『熟年離婚、したくなければズボラ婚。』については反対にポジティブな気持ちで読み終えることができました。

当書タイトルにある「ズボラ婚」

ズボラと聞くとマイナスのイメージがあります。でも読んでみるとそんなことはありません。(作者)池田明子さんの「よく考えた上での」楽観的な考え方、憧れます。

こんな方にオススメの本です。

  • 夫婦円満の秘訣が知りたい
  • 夫婦仲良く最期まで暮らしたい
  • 結婚生活のストレスを解消したい
  • 結婚生活にちょっと疲れてきた
  • ラクに考えられるようになりたい

(作者)池田明子さんがフィトセラピーを仕事にされており、アロマやマッサージについても当書で取り上げられています。

わたし自身、アロマテラピー検定1級を持っており興味深く読ませていただきました。

当書に書いてあることは、まったくのアロマ初心者向けではありません。でもアロマの世界に踏み入れるきっかけになるかもしれません。

もちろんこのアロマの話も夫婦円満の秘訣につながっています。

いい本でした!

結婚生活にちょっと疲れてきた方にぜひ読んでほしいです。

タイトルとURLをコピーしました