一般的なマナーのほとんどは「守るマナー」です。
たとえば、食事中に肘をついてはいけないとか、電車で大声で話してはいけないとか。
パッと思い浮かぶマナーと言えば「してはいけないこと」だらけです。
でも当書で紹介されているのは「攻めのマナー」
守りのマナーと反対で「こういうことをしていきましょう」というものばかり。
胸を張って、おじぎをしよう。(本文より)
とかね?すぐできますよね。要は背中を丸めたお辞儀はセクシーではないということです。
目次に書かれているわけではありませんが、当書は以下のように内容が分かれている印象。
- 前半:自分自身の姿勢や立ち振る舞いについて
- 中盤:相手がいる上でのマナー
- 後半:モノとの接し方
恋愛をうまくいかせるため、自分の自己肯定感を上げるためにと、自分磨きを頑張っている方が多くいます。
ダイエットしたり筋トレしたり、美容にお金をかけたりオシャレな服を着たり。資格を取ったり…ついには習い事もしてみる?
これらの自分磨きを否定するわけではありません。どれも自分磨きには効果のあることです。
でも、その前にできることがたくさんあるんです。それもお金をかけずにいますぐに実行できることが。

なんだか、ワクワクしませんか?
「遠くから見て美人」が、チャンスをつかむ。(本文より)
Vサインよりも、笑顔。(本文より)
上に挙げた二つの詳細には、どちらにも同じようなことが書かれていました。
「美人に見えさえすればいい」「どんなにきれいなメイクや持って生まれた美しい顔も、笑顔には太刀打ちできない」

ほら、誰でもできるでしょ?
外見に自信がない人でもオールOK!セクシーなマナー術は誰でもすぐに真似できるものばかりです。
そうそう、当書はじめに大事なことがサインを添えて書いてありました。
見られていない時に、オシャレにしよう。見られていない時が、一番見られている。中谷彰宏(本文より)
この本は手元に置いておきたい一冊です。55のセクシーなマナー術が身につくその日まで。