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【書評】『セクシーなマナー術 品のいい女になる55のルール』中谷彰宏|自分磨きの基盤づくり

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一般的なマナーのほとんどは「守るマナー」です。

たとえば、食事中に肘をついてはいけないとか、電車で大声で話してはいけないとか。

パッと思い浮かぶマナーと言えば「してはいけないこと」だらけです。

でも当書で紹介されているのは「攻めのマナー」

守りのマナーと反対で「こういうことをしていきましょう」というものばかり。

胸を張って、おじぎをしよう。

とかね?すぐできますよね。要は背中を丸めたお辞儀はセクシーではないということです。

目次に書かれているわけではありませんが、当書は以下のように内容が分かれている印象。

  • 前半:自分自身の姿勢や立ち振る舞いについて
  • 中盤:相手がいる上でのマナー
  • 後半:モノとの接し方

恋愛をうまくいかせるため、自分の自己肯定感を上げるためにと、自分磨きを頑張っている方が多くいます。

ダイエットしたり筋トレしたり、美容にお金をかけたりオシャレな服を着たり。資格を取ったり…ついには習い事もしてみる?

これらの自分磨きを否定するわけではありません。どれも自分磨きには効果のあることです。

でも、その前にできることがたくさんあるんです。それもお金をかけずにいますぐに実行できることが。

なんだか、ワクワクしませんか?

「遠くから見て美人」が、チャンスをつかむ。

Vサインよりも、笑顔。

上に挙げた二つの詳細には、どちらにも同じようなことが書かれていました。

「美人に見えさえすればいい」「どんなにきれいなメイクや持って生まれた美しい顔も、笑顔には太刀打ちできない」

ほら、誰でもできるでしょ?

外見に自信がない人でもオールOK!セクシーなマナー術は誰でもすぐに真似できるものばかりです。

そうそう、当書はじめに大事なことがサインを添えて書いてありました。

見られていない時に、オシャレにしよう。見られていない時が、一番見られている。中谷彰宏

この本は手元に置いておきたい一冊です。55のセクシーなマナー術が身につくその日まで。

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