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【書評】『モテちゃうけん、気をつけて♡』美琴|恋する全女子のためのバイブル

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久しぶりに恋愛に関する本を読みました。というのも、最近自分の恋で忙しくて…

既婚者のくせに何言うてんねん、って話なのですがまたどこかでお話しできたらなと思っています。

そんなことはどうでもいいですね、書評に入ります。

この本を手に取ったきっかけはたまたま図書館で目に入ったからです。

それはそうなんですが、「デートが絶対うまくいく必須アイテム39」というサブタイトルに惹かれたんですよね。

デートに必須アイテムが39もあるの?!多くない?!でもそれを真似したらタイトルの通り「モテちゃう」んだよね?

そう思いながら読み始めました。

結論から言うと、具体的なアイテムが39あるわけではありませんでした。

モテるための“考え方”なんかもアイテムの一つとして数えられています。もちろん具体的なアイテムが紹介されていることもあるんですけどね。

たとえばこれ!赤のクリームチーズチークは本を読んだ後すぐに買いに行きました!

(このクリームチークは著者の愛用品でお泊まりデートの翌朝すっぴんに仕込むといいのだとか♡)

まずはじめに書かれていることは、恋する上で大事なことは「余裕を持つこと」ということ。

疲れと我慢は大敵。疲れたら休む、眠かったら寝る。そんな当たり前のことをしてまずは体と心を整える。話(恋)はそれからってわけです。

恋すると相手の反応に一喜一憂したり、結果を焦ったり…あるあるですよね。

でもそんな余裕のない状態で、幸せ(恋)の入る余地はありません。

頑張りすぎず、頑張る。

恋にも力の入れどころがあります。これは恋愛経験を積むことで感覚が磨かれていくもの。

とはいえ、相手がいないことには恋愛できないのも確か。

いますぐ恋したい!彼氏がほしい!

そう願ったところで目の前に好きな人がポンっと現れるわけではないですからね。

じゃあどうしたらいいか。

この本を読めばいいんです。

恋のタイミングごとの心構えや具体的なアイテムを学んで実生活に落とし込んでいくのです。

実際に恋愛できるのが一番ですが、そんな都合よくできるものでもないですからね。

でも、「恋は突然に!」です。

その来たる日を何もせずにただぼーっと待つのか、この本を読んで備えるか。

どちらがいいかなんて言わなくてもわかりますよね。

この本は恋する(したい)全女子に読んでほしいと思いました。

大きな目次をサラッと紹介しますね。

  • 手放し〜恋をする前に大切なこと〜
  • 恋待ち〜自分をゆるめるアイテム〜
  • デート待ち〜恋のエンジンを温める〜
  • ときめきデート
  • 倦怠期デート〜男と女の揺れる時期〜
  • 告白待ちデート〜彼の「もっと知りたい」に火をつける〜
  • お泊まりデート〜心を溶かす「隙」の作り方〜
  • プロポーズ待ちデート〜「手放せない女」になる〜

どうですか?きっとこれを読んでいるあなたに刺さる目次があったはずです。

次に、わたしが気になったところを引用しながらご紹介しますね。

自分に自信があって、ワガママは言うけれど、彼を尊敬しつつ、きちんと甘えられる女性は大事にされています。

これ、まさにわたしです!笑

まず自分が自分を好きにならなきゃね。(自信を持たなきゃね!)

自分が好きじゃない自分を誰が好きになるっていうの?!って話です。

いまの自分に100%満足して何もしない、というわけではありません。

自分を磨き続けて常に一歩先の自分を目指すのです。そうして得た理想の自分は、周りの人にとっても素敵な姿に見えるはず。

そして、そんな自分におごらないこと。

自分に自信をつけるのはいいことですが、プライドの塊で「なんでも自分でする!」「知らないことはない!」そんな意地になっている女性は男性からするとあまり可愛くないもの。

自分に自信は持ちつつ、彼にワガママが言える甘え上手な女性。

そんな女性がいまどきモテるんですね。

(もちろん絶対解というわけではありません。男性も人によって好みは違うので“一般的”な話です)

「男性がリードし、女性が尽くす」が古い価値観となった今…(略)

ということで、古い価値観を持っている人はいますぐ捨てていまどきの恋愛価値観にアップデートしていかなければなりませんね。

次は、男性選びについての話から引用します。

いつも「お得だから」「安いから」で買い物をしていると、男性も「条件」や「自分に釣り合う人」という感覚でしか選べなくなってしまうのです。 

これ、めちゃくちゃこわくないですか?!

服はセールでしか買わないけれど、男性を選ぶ時は自分が本当に好き!と思える人を選びます、なんて器用に感覚を使い分けることはできません。

なるほどなー。

妙に納得しました。お得好きなわたしに自戒を込めて。

最後に失恋についてのところから引用します。

こんなにも辛い気持ちになってしまうのは、彼のことが本当に好きだったからこそ。その気持ちを味わえるのもまた、恋愛の醍醐味です。(略)今は死ぬほど辛くても、彼を想って泣く時間は、いつかあなたの人生のハイライトになる。流した涙の数だけ女のコクは増すのです。

うぅ、染みました。

特に「いつかあなたの人生のハイライトになる」というところがカッコいい表現だなと。

たしかに涙を流すほどの失恋って思い返すと、わたしの場合は数回です。

すべての恋愛の内の1割ほどしかそんな経験はなかったかも。きっとあなたも大恋愛だったと言えるものは少ないのではないかしら?

失恋した直後や落ち込んでいる時期は「これが人生のハイライトになるんか」なんて思う余裕はありません。

でも振り返ってみると、ね。

すべての恋愛が、中でも泣くほどつらかった恋愛が、いまの自分をつくっていると思ったらなんだかエモくないですか?(エモいとか死語ですか?笑)

目次でご紹介した通り、この本は恋待ち(いまから恋愛するぞ!という状態)~プロポーズ、失恋に至るまで恋愛のすべてを網羅しています。

恋愛に興味のある全女子に読んでほしい!声を大にして伝えたい!みんな、読んで!

久しぶりに個人的に刺さる本と出会えました。恋愛上級者にもオススメの本です。

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