晴れてカップルになると長続きさせたいと思うのが一般的です。好きで付き合ったのですから当然といえば当然ですよね。

でもわたしはそうは思いません。長続きさせることは目標ではありませんでした。
カップルになったからと言って、長続きを目指す必要はないと思います。期間にこだわる必要はないと考えるのです。
なぜなら“長続き”と言われる期間より大切なことがあるからです。
いままでの恋愛経験で学んだことをお話しします。
カップルの長続きと言われる期間にこだわる必要はあるのか
長続きの基準は…
- 高校生は半年
- 大学生は1年
- 社会人になったら数年
いわゆる「長続き」はこれくらいの感覚でしょうか。人によって基準は違うと思います。
“人によって感覚が違う”という部分を厳密に言うと以下になります。
- 学生か社会人で異なる
- これまでの恋愛経験で異なる
- 年齢で異なる
その人の立場によって長続きの感覚は異なります。
このことからあくまでわたしの考えですが、カップルの長続きに強くこだわる必要はないと思います。
もちろん相手のことが好きなら長続きさせたいと思うのが普通です。でも無理して長続きさせる必要はないと考えます。
カップルの長続きといわれる期間にこだわる必要がない理由
カップルの長続きにこだわる必要がないと思う理由は以下の5つです。
- 長続きさせようと無理に努力すると疲れる
- 合わない人と付き合い続けるのは時間の無駄
- 結婚するまでは一人の人と長続きするより、複数人と付き合った方がいい
- 長続きしたからと言って結婚するかは分からない
- 長続きさせることを目的にしてはいけない
では次から、一つずつ詳しくお話ししていきます。
長続きさせようと無理に努力すると疲れる
まず、長続きは“無理に”努力するものではありません。長続きさせたいがために、相手にすべて合わせて自分を隠すような関係になったら意味がありません。
カップルとはいえ他人なので、そりゃあ少しは合わせる必要がありますが自分を隠してまで“無理に”合わせる必要はありません。無理に努力すると疲れるだけです。
無理をしていたらいつか終わりが来ます。それはあなた自身の我慢の限界のときかもしれませんし、あなたが偽りの自分を見せていることに相手が気付くときかもしれません。
どちらにせよ、無理に相手に合わせて長続きさせようとしてもいつか破綻します。
カップルで付き合っていく上で大切ことの一つに価値観のすり合わせがありますが、無理して合わせるようでは元々その人と合わないということです。
無理している自分に気付いたのであれば長続きにこだわる必要はありません。
合わない人と付き合い続けるのは時間の無駄
相手に不満があったり、自分が相手の前で無理に着飾っている状態であれば別れを考えましょう。
合わない人と付き合い続けるのは時間の無駄です。若い頃は時間は無限にあるという感覚に陥るときがありますが、時間は有限です。
過ぎてみると分かりますが、時間が経つのはあっという間。
それも恋愛最盛期の学生時代や社会人になって間もない頃のいう時間は一瞬で過ぎ去ります。すぐに結婚適齢期と言われる年齢に突入します。
結婚をいつするべきというわけではありませんし、早くても遅くても構いません。でもある程度の年齢になったら結婚について考え始めるのが一般的です。
若い頃に恋愛をたくさんしておかないと、結婚を考えたときに後悔することになります。
なぜなら十分に恋愛経験がないと結婚相手として相応しい人を見極めることができないからです。恋愛経験が少ないと異性の平均が感覚として分からないですからね。
そのため、合わない人と付き合っているような悠長なことはしていられません。長続きという期間にこだわる必要はないでしょう。
結婚するまでは一人の人と長続きするより、複数人と付き合った方がいい
恋愛が自由にできるのは結婚するまでです。それまでの間にたくさん恋愛経験をすべきだと考えます。
一人の人と長く付き合うことが悪いこととは言いません。本当にその人と合っているなら何の問題もありません。
でも一人の人としか長く付き合ったことがないのに、その人が自分に絶対合う人と考えるには判断材料が少なすぎます。
何でも物事を判断するときは他のものと比較しますよね。比較対象が多ければ多い方が正しい判断ができます。
恋愛も同じです。一人の人と長続きするより、複数人と付き合った方が、結婚相手として相応しい人を判断することができます。
そのためカップルの長続きにこだわる必要はないと考えます。
長続きしたからと言って結婚するかは分からない
高校のときから10年以上付き合ったけど結局別れて別と人と結婚した友達が二人います。長続きしたからと言って結婚するかは分からないということですね。
周りからは「絶対結婚するよね」「すごい長続きで羨ましいよ」なんて言われ、実際わたしもそう思っていました。さすがに10年付き合ったら結婚するだろう…と。
二人の友達の別れの原因はそれぞれですが、すぐに新しい人を見つけて結婚していたので周囲は驚きを隠せませんでした。10年付き合ってもあっさり別の人と結婚できるのか、と。
あっさり結婚した辺り、友達二人が失恋したわけではないということは想像できますね。相手の男性のことを考えるとちょっと複雑です。
実際にこんな友達が周りにいるので、長続きしたからと言って結婚できるとは限らないと強く思います。
結婚したいがために無理に長続きの努力をしている方は要注意です。あなたが思い描いている未来はもしかしたら来ないかも。
長続きさせることを目的にしてはいけない
特に高校生や大学生の頃はカップルが長続きすることが一つのステータスのように感じるときがあります。
付き合いが数か月単位ではなく数年単位になってくると周りからも「長続きしてるね」と言われることが多くなります。そう言われることに嬉しくなったり。
学生の頃はプリクラに「○か月記念日」なんて書いたりしますよね。1か月単位で記念日をお祝いするのも学生ならではだと思います。
他のカップルと比べて短いとか長いを気にするのも学生の頃の特徴です。本当は長続きが目的ではないのですけどね。恋愛の本来の目的は自分に合う人を探すことです。
「付き合って○年の彼氏がいます」というのがまるで履歴書に書けるものであるかのように思っている人がいますが、そんなことはありません。何のステータスにもなりません。
長続きさせることを目標にするのではなく、自分に合う人と付き合うことを目標にしてどんどん恋愛すべきだと考えます。
カップルの“長続き”という期間より大切なことがある
カップルになったからにはできるだけ長続きさせたいと思うのが普通かもしれません。でも長続きが目的になってはいけません。
恋愛は長続きという期間よりも大切なことがあります。わたしは恋愛の先に結婚があると思っています。恋愛経験が多いほど、幸せな結婚ができると考えます。実際に自分がそうなので経験上の話です。
そのため長続きにこだわる必要はないと思います。理由を以下に再度まとめます。
- 長続きさせようと無理に努力すると疲れる
- 合わない人と付き合い続けるのは時間の無駄
- 結婚するまでは一人の人と長続きするより、複数人と付き合った方がいい
- 長続きしたからと言って結婚するかは分からない
- 長続きさせることを目的にしてはいけない
以上はあくまでわたしの考えですし、長続きが悪いと言いたいわけではありません。一人の人と長く付き合うことも一つの経験として意味のあるものになります。
でも。「カップル 長続き 秘訣」などと検索して無理に長続きさせる必要があるのかは、ぜひ一度考えてみてほしいと思います。