冒頭からインパクトのある言葉。
宇宙は、あなたを「繁栄の方向」にしか導かない
この本はスピリチュアル系の本だとわたしは感じました。
引き寄せの法則を元に一冊が仕上がっています。
宇宙、素粒子、エネルギー、魂、波動…
わたしがいつも読んでいる恋愛に関する本とは一味違いました。
当初を読むまで引き寄せの法則を勘違いしていました。「なんとなく願っていたら叶う」くらいのものだと思っていましたが、そうではありません。
「たった今、急に彼氏ができてもいい！」「今すぐ結婚しちゃってもいい！」
これくらいの心持ちが、引き寄せの法則には必要だそうです。
当書には感情論だけではなく、引き寄せの法則について実践できることも書いてありました。たとえば引き寄せの法則専用のノートをつくるなど。
恋愛に先入観のある方にもオススメの本です。
- 年齢に対する先入観
- 年の差に対する先入観
- 過去の体験に基づく先入観
- 遠距離恋愛に対する先入観
- 結婚とは「こうだろう」という先入観
これらの先入観を拭い去ることのできるキッカケが詰まっています。
迷ったときは、少しでも心が傾くほうへ
結論から言えば、どの選択肢を選んでも大丈夫。最終地点（どうなるかのゴール）を決めていれば、ルートは関係なくたどりつくから、心配ないのです。（略）いずれにせよ「どちらを選んでもOK」と思っておいて大丈夫！なのです。
恋愛相談を受ける中で「どうしたらいいか？」と意見を求められることが多くあります。
もちろんアドバイスはさせていただきます。でも結局決めるのはご自身なんですよね。
心からほしいもののオーダーが、宇宙にダイレクトに届くのです。いついかなるときも、いつわりのオーダーはしないこと！
この引用部分とかすごくスピリチュアルな気がします。（当方スピリチュアルに関して知識ゼロです）
個人的にはスピリチュアルな話に興味があるような、ないような。占いは好きだけど、それを軸に生きているかというとそういうわけではない。
占いもスピリチュアルの類ですよね？違ったらごめんなさい。
わたしの認識が正しければ、当書はスピリチュアルに興味関心のある人に向いていそうです。
逆に言えば、スピリチュアルにまったく興味がない人にとっては、内容が頭に入ってこないかもしれまん。
一冊読み終えたときのわたしの感想は二極化しており、やはり自身はどちら寄りでもありません。（スピリチュアルに極端に興味がある訳でもない訳でもない）
引き寄せの法則すごい！わたしも引き寄せの法則専用のノートとかつくってみたい！
と純粋に思いますが、こうも思います。
最終的なゴールは決まっているから、どんなプロセスも意味がある。
恋愛相談を受けるわたしがそんな発言をしたら無責任じゃない？すべてがその言葉で片付いてしまうよね？
なんて、ひねくれて受け取った部分があるのも事実です。
とはいえ、自分の考え方と違うからという理由で他人の考えを否定する気はさらさらありません。
むしろ、そういう考え方もあるんだな。と発見の気持ちの方が大きいです。
最後にもう一つだけ、衝撃だった言葉を引用します。
空間から彼氏（彼女）が出る！
…！
この言葉の後の説明は「空間とは、量子力学におけるゼロポイントを…」と続いています。
あ、難しい本ではないですよ。
たまに出てくる言葉が普段使わない言葉なのでびっくりしますが、専門用語を知らなければ読めないという本ではありません。
宇宙という壮大な単語から、素粒子という小さな小さな単語まで。
こういう類の（おそらくスピリチュアル？）恋愛に関する本を読んだことのない方は、新しい視点を持てるようになるでしょう。
好奇心旺盛な方、いろんな考え方を知りたい方にはオススメの本です。
