
いま個人的に落ちていまして…
気づいたときには、こちらの本を手に取っていました。
こういう名言集のような、自己啓発本のようなものは普段読みません。なぜなら基本的には自己肯定感強めのポジティブ女だからです。
でも人間、悩むこともありますよね。
全部が全部思い通りにいかないし、どうしてわたしがこんな目に…なんて悲劇のヒロインかのように思ってしまうこともあります。
『人生は、クローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ』
- これは喜劇王チャップリンの言葉です。
私はこの一文を読んで、「どんなに悲しい出来事も、一生というスパンで見れば、すべて次の喜びにつながっていく。だから、どんなときもなるべく笑って過ごそうよ」と励まされたように感じました。
- そしてこれは著者の言葉です。
当書には、昔の偉人~最近の方(たとえばスティーブ・ジョブズとか)の名言がたくさん載っています。
- すべてのことに意味がある
- 当たり前に感謝する
- 人生は一度きり
このような聞き慣れた、なんなら聞き飽きた言葉も中にはあるでしょう。
でもそんな言葉を改めて噛み締めたくなるタイミングって誰にでもあると思います。
- ツイてないと思ったとき
- 片思いが叶わないとき
- 彼や彼女と別れたとき
- 結婚生活がうまくいかないとき
- いまより幸せになりたいとき
- 悲劇のヒロイン気取りなとき
落ち込んでいるときに話を聞いてくれる人が、あなたの心を100%汲める良き理解者であればいいですが、そんな都合のいいことはありません。
やっぱり人に相談したからには、相手も良かれと思ってアドバイスをしてくれます。有り難いんですけどね。
でも時には「うんうん」ってただ聞いてほしいこともあります。アドバイスは要らないから、ただ聞いてほしいとき。
人からもらったアドバイスに抗いたくなるときは、図星をつかれたときでしょうか。
相談しておきながら、自分の中ですでに答えが出ているときでしょうか。
いずれにせよ、人に相談する気力はない、でも思考整理をしたい。そんなときはこの本を手にとってみてください。
当書には、あなたの思考を邪魔する言葉はありません。あなたがあなたを受け入れる手助けをスムーズにしてくれます。

わたしは恋愛面で心に思うことがあって、この本を手に取りました。
本を読んだからといって正直すぐすぐに気持ちが変わるとか、心の整理ができるとか、そういうわけではありません。
でも、考えるべき方向性はわかりました。あとはそれを自分自身が受け入れるかどうか…
未来は自分で決めるんですよね。

これ、中学生のときにわたしが描いたポエムです。(黒歴史)
中学のときからわかった風を醸し出していましたが、結局いまも腑に落ちていないんでしょうね。
だから、迷いもがき苦しみ…
本能のまま、直感のまま生きられたらどんなにラクか。すべて自分の思う通りに事が運んだらどんなにラクか。
そんな風に考えてしまう、自分で自分をがんじがらめにしている、未熟者のわたしに響いた言葉を並べて終わりにします。
失敗を怖がらないで “やらない”よりずっと楽しいから
今日の悲しみは ハッピーエンドのためのスパイス
言い訳をやめると 人生が動き出す
「さようなら」を積み重ねて あなたは成長していく
一人で考えたくなったとき、この本を心の友達にしてください。
読む時々によって感じるものが違うと思います。