既婚者に好きな人がいると聞くと、嫌悪感を抱く人はたくさんいます。
既婚者にパートナー以外の好きな人がいるのはおかしなことですから無理もありません。

でも既婚者に好きな人がいることは完全悪ではないとわたしは思います。
なぜなら既婚者なのに好きな人ができるのには様々な理由があるからです。
既婚者なのに好きな人ができるのは誰が悪いのか?以下の4パターンがあります。
- 既婚者なのに好きな人ををつくった当事者が悪いパターン
- 既婚者に好きな人をつくらせる状況をつくった配偶者が悪いパターン
- 既婚者であると知りながら言い寄った人が悪いパターン
- 登場人物全員が悪いパターン
普通に考えたら既婚者なのに好きな人をつくった当事者が悪いです。でも一概にそうは言えないとわたしは思います。
既婚者なのに好きな人がいることを一方的に責めることはできません。
とはいえ、普通の感覚の方は既婚者なのに好きな人ができると罪悪感を覚えます。

夫がいるのに好きな人がいるなんて、わたし最低…
好きな人ができた後の行動によってはいわゆる不倫になり、損害賠償の対象になります。不倫に足を踏み入れたらアウトです。
お金の問題だけで済めばいいですが、最悪離婚になるでしょう。その結果、配偶者と不倫相手の両方を失う可能性も大いにあります。
不倫という行動に移したら大問題ですが、頭の中で恋愛しているだけであれば大した問題ではありません。
これを書いているわたしも既婚者なのに好きな人がいます。でも具体的な行動には移していません。頭の中で恋愛しているだけです。
頭の中だけの恋愛ならまずばれることはありません。だから特に問題はないと自分で思っています。
夫は、まさかわたしに好きな人がいることは知らないでしょう。
もしこれを読んでいる方が「既婚者なのに好きな人がいる」に当てはまらない場合は、なに言っているの?と思われるかもしれません。

頭の中だけで恋愛?なにそれ?
既婚者の恋は特殊です。自分以外の人に好きな気持ちを知られてはいけません。
好きな人本人にも気持ちは伝えてはいけません。なぜなら相手に気持ちを伝えてしまうと良からぬ方向に事が運ぶ可能性があるからです。
だから既婚者がパートナー以外の好きな人ができた場合は、頭の中だけで恋愛するしかないのです。

それって恋愛と言えるの?
まだ、つっかかられそうですね。でも構わず続けます。
- 既婚者なのに好きな人がいる方
- 既婚者なのに好きな人がいて悩んでいる方
- 既婚者だけと好きな人をつくるか迷っている方
既婚者なのに好きな人がいるメリット

既婚者でも好きな人がいてもOKです、むしろいいこと!
このスタンスでこの記事は書き続けます。
誤解してほしくないのですが、不倫を推奨しているわけではありません。あくまで頭の中だけの恋愛にとどめることが前提です。
- 日常がキラキラする
- 自分磨きがはかどる
- 結果、配偶者にもっと愛される
日常がキラキラする
既婚者であろうとなかろうと好きな人がいると日常がキラキラするのは、恋愛経験者であればわかるはず。
好きな人のことを考える時間は楽しいものです。少しくらい嫌なことがあっても、好きな人のことを思い出すと気持ちが晴れたりしますよね。
- 片想いでもドーパミンは出る
- ドーパミン効果で前向きになれる
- 恋愛のドキドキを感じられる
- 妄想がはかどる
「妄想がはかどる」はちょっと痛い気もしますが。変化のない日常にドキドキのエッセンスがある方が人生充実すること間違いなしです。

既婚者なのに好きな人がいるわたしは最悪だ。
ネガティブになっていても仕方ありません。
好きな人がいることは自分だけの秘密。どうせならポジティブマインドに切り替えて日常をキラキラさせていきましょう。
自分磨きがはかどる
既婚者の恋愛は基本的に叶いません。叶うどころか会うことすらできない場合もあります。
でも職場など身近な人を好きになった場合はラッキーです。なぜなら目の前の好きな人のために自分磨きをしようと自然に頑張れるからです。
- 可愛いと言われたい
- キレイだと思われたい
- オシャレに見られたい
自分磨きは好きな人がいなくてもできます。でもいるかいないかで言ったら、好きな人がいる方が断然自分磨きははかどりますよね。
- どんなメイクが似合うかな
- 次はどんな髪型にしよう
- あの人はどんな服が好きかな?
- もうちょっと痩せた方がいいかな?
- 筋トレする?ダイエットする?
職場に好きな人がいる場合は仕事にも身が入るかもしれませんね。営業成績を伸ばそうとか、資格を取ろうとか。

とにかくいい事づくめ!
どうですか?罪悪感は薄れてきましたか?既婚者でも好きな人がいていいんです。好きな人がいることは、むしろあなたにとってプラスに働きます。
結果、配偶者にもっと愛される
これまで他人だった人と生活していく中で、中身は臨機応変に変えていく必要があります。
価値観がまったく同じ人との結婚はまずないので、お互いを認め合う努力が必要です。
反対に外見に関してはどうでしょうか。結婚した途端、努力を怠る傾向にあるのではないでしょうか。
努力を怠ると言うと語弊があるかもしれません。でもひとつ屋根の下で生活するようになったらいままで見せなかった素顔も見せることになります。
付き合っているときのようにノーメイクは見せない、とかいつまでもできないですからね。
素を見せることは悪いことではありません。それが普通です。
でも悪く捉えれば、結婚したら気が緩むとも言えます。外見を磨く努力は付き合っているときほどしなくなるのが一般的ではないでしょうか。
ところが好きな人がいると違います。好きな人によく見られたいと思って外見の自分磨きも頑張ります。
そして結果的に配偶者からもっと愛されることになります。
誰だって可愛くない人より可愛い人の方が好きですよね。きれいじゃない人よりきれいな人の方が好きです。
好きな人のために努力したことが、結果として配偶者に見てもらえる。

最近、妻が可愛くなった。
こう思わせられたら、二人の関係が良くなる(改善する)きっかけになります。
好きな人のためにしたことが、結果として配偶者との関係改善になるなら一石二鳥ですね。
既婚者に好きな人がいるデメリット
既婚者なのに好きな人がいるとデメリットもあります。シンプルに一つだけです。

基本的に諦めるしかありません。
結婚したら配偶者と一生を共にすることになります。神様が何かの前で誓ったはずです。
当たり前ですが既婚者なのに配偶者以外の好きな人と関係を持つと不倫になります。不倫は立派な離婚理由です。
不倫は誰も幸せになりません。むしろたくさんの人を傷つけます。
不倫をした者同士はもしかしたら一瞬幸せかもしれません。叶わないと思っていた恋を叶えられたら幸せかもしれません。
でも人を不幸にした上に幸せはあるでしょうか。人を泣かせて、悲しませて、苦しませて、つらい思いをさせた上にあなたは幸せがほしいですか?
配偶者との関係が壊れているのであれば、好きな人との人生を歩むのも一つの道です。
たとえその道を選ぶにしても、まずは離婚してからです。不倫ではなく離婚してから新しい恋愛に進むべきです。
- 離婚をするほどでもない
- 配偶者に特に不満はない
- いまの幸せを壊したくない
このように思うなら頭の中だけで恋愛するべきです。
配偶者以外の好きな人との恋愛は基本的に諦めるしかありません。結婚はそういうものです。
自分自身の日々のモチベーションのために好きな人をつくるのはノープロブレム。でも誰かの幸せを壊したり傷つけたりしてはいけません。
既婚者でも好きな人はいてもいい
既婚者以外の好きな人と何かしらの行動に出てしまうと不倫になります。アウトです。
でも頭の中で好きな人に思いを馳せるのは自由です。セーフです。
理想は結婚した配偶者に対してずっとドキドキできることですが、現実問題それはなかなか難しいことです。
(もちろん中には結婚してもずっとラブラブな夫婦もいます)
少なくともうちの夫婦は子供ができたときを境にカップルのラブラブとは違う関係になりました。
カップルから家族になりました。
それもそれで幸せの形です。わたしが願っていた理想の形です。
でも人はないものねだりなもので。わたしのような恋愛体質の人は恋愛してなんぼです。
恋愛すると自分がキラキラしているのがわかります。たとえ好きな人と会える関係ではなくてもいいんです。頭の中だけで十分。

ちょっとその感覚わからない…
苦笑されそうですね。
でも、この感覚はわたしにとって事実です。
たとえ会えない関係でも、たとえ好きだと伝えられなくても、たとえ一生叶わない恋でも。
結婚したいまとなっては夫以外の人に恋愛するならこの手しかないのです。頭の中だけの恋愛。疑似恋愛と言った方がいいかもしれません。
頭の中だけの恋愛は虚しい気もしますが、わたしには守りたいものがあります。
夫と子どもがいる至って普通の日常。これがどれだけ幸せなことか。
恋愛脳のわたしですが不倫をするほど馬鹿ではありません。「好きな人がいます」と宣言している時点でおかしいかもしれませんが、まぁいいんです。
誰も不幸になっていませんからね。むしろわたしは好きな人がいてハッピーです。