
ちょっとねぇ…。この本は女性に読んでみてもらいたいです。そして感想を教えてほしい。
著者(男性)の言わんとすることはわかるんです。そりゃあ感情をあらわにしない、穏やかな妻は夫にとっていいもんでしょう。
でも…でもですよ?

結婚生活、イライラしませんか?笑
子が生まれる前まではラブラブチュッチュ()でしたが、いまやそんな余裕はありません。
わたしの夫は家事育児をしてくれている方だと思っています。つまり、家庭での立ち振る舞いに満足しています。
それでも、ですよ?

あー、これやっておいてほしかった。
とか小さな不満があるのも事実です。家事なんて求めたらキリがないですからね。
家の中で一生座らずに動き回れる自信があります。(主婦のみなさん、そうじゃないですか?言い過ぎ?)
女性の読者の中には「そんなことできない。やりたくもない」という内容もあったかもしれません。それは私自身が男性であり、夫であり、「こうしてもらえたら気持ちよく動けるのに」という世の中の夫の代弁者として書いたところがあるからでしょう。

どおりで女性の気持ちは無視されているわけです(言い過ぎ)
でも考えようによっては、夫の機嫌取りをハイハイ~としておけば穏やかに過ごせるということ。
妻が夫を手で転がすことによって、得られる幸せ。それには妻の忍耐力が必須。

あなたは我慢の上で得られる幸せがほしいですか?
- ×ちょっとでも先に帰ってきたなら片づけくらいしておいてよ!
- 〇今から片づけて、それから夕食の準備をすると、ご飯を食べるのが遅くなるでしょ?だから、少しでもいいから、片づけておいてもらえると助かるの
穏やかな女性からすると、これくらいの言葉(〇の方)って普通じゃない?と思われるかもしれません。
でも、個人的にわたしは無理です。
誤解しないでくださいね。わたしだって、いつもいつも感情的にわめきちらしているわけではありません。
でもこの本を一冊読み終わったときの感想は「こんなに気を遣ってあげなきゃいけないの?」が正直なところです。
わたしが当書に書かれている妻になるためには性格をまるっきり変える必要があります。
- 優しい
- 穏やか
- 感情的ではない
- 可愛く伝える
- 夫の気持ちを汲む
- その場ではぐっと堪えて、タイミングを見計らってお願いをする
当書に書かれている理想の妻を意識してみようとは思いました。でもなりたいとは思いませんでした。
夫婦はお互いを尊重し合わなければならないので、ワガママばかり言っていてはいけません。
でもその夫婦のバランスは夫婦それぞれで違うのも事実です。
お互い無理しない程度のバランスが取れる人とそもそも結婚するべきだと思います。
この本を全面否定するような言い方で申し訳ないですが…
結婚してからこの本を手に取っても、人によっては自分の行動や言動に落とし込むのはかなり抵抗がありそうです。(何度も言いますが、わたしは無理!笑)

もちろん、最低限の気遣いや感謝などは必要だと思っていますよ!
感情的なわたしを包み込んでくれる夫と結婚してよかったな、と改めて思いました(惚気)