weddingよりmarriageの準備を(本文より)
一日で終わる結婚式より、これからはじまる長い結婚生活についてよく考えるべきということを示唆した言葉です。
この本は結婚「前」に読むことをオススメします。
結婚するとさまざまな困難が起こり得ます。結婚は恋愛の「ただ楽しい」の延長ではありません。

もちろん結婚に楽しいこともたくさんありますよ!
50年後も幸せな夫婦でいるためには、様々な困難を乗り越えていかなければなりません。
そのためには、結婚前によくよく話し合っておくべきだと当書には書かれています。
たとえば…
- お互いの実家との関係
- お金の話
- 子どもはどうするか
子どもについて少し掘り下げます。
子どもをどうするかというのは「子どもがほしい、ほしくない」を決めるだけではありません。
- 子どもはほしいか
- 自然に授かれなければどうするか
- 不妊治療をするのか
- 養子を考えるのか
たとえば不妊治療をすると決めます。
子どもを授かるにあたって女性側に問題がなくても不妊治療のメインは女性です。たとえ男性不妊であってもです。
治療は一日で済む話ではなく、何度も何度も病院に足を運ばなければなりません。
場合によっては「明日もう一回診察に来て」と言われることもあります。(卵子の育ち具合などによって)

仕事をしていると通院はかなり大変です。
不妊治療経験者からすると、以下のことを前もって話し合っておくと良いと思います。
- 期間(○歳まで挑戦するなど)
- お金(いくらまでかけるか)
- 仕事(特に女性側は仕事の融通が効くか)
不妊治療の話だけでも話し合うべきことはたくさんあります。
様々なことについて結婚後に話し合うこともできます。でもいざその状況に直面してからだと上手く話し合いが進まないことも。
特に女性に多い感情的な人は、困難が目の前に来たときに冷静に判断ができません。(わたしもそのタイプ)
男性が建設的に話を進めようとすることにイライラすることもあります。

だからこそ、何度も言いますがこの本は結婚「前」にぜひ読んでほしいです!
当書を読んで知れることを簡単にまとめます。
- 結婚するにあたっての心構えや考え方
- 夫婦で一緒に話し合っておくべきこと
- 男女の考え方の違い
そして、読んでほしい方は以下の通りです。
- 結婚前の方
- すでに結婚しており悩んでいる方
- 妻が夫に自分の気持ち(女性的考え)を理解してもらいたい方
特に結婚前で気持ちがふわふわしている方にオススメの本です。
結婚前は一番心が浮かれているとき。それが悪いとは言いません。でもこの本を読んで結婚のリアルを知っておいても損はありません。