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【書評】『女は覚悟を決めなさい』黒川伊保子|女を賢く生きるには

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著者、黒川伊保子さんの本は実は2冊目です。

先日読んだこちらの本、恋愛<仕事のことが書かれている印象だったのですが、

【書評】『脳科学的に正しい恋愛脳の作り方』黒川伊保子|惹かれ合うのはお互いの欠点を埋めるため

今回の本も後半部分は仕事に関することが多く書かれていました。

いまでこそ専業主婦ですが、以前はバリバリに働いていて管理職で上の方にいました。そのときのわたしが読んだら刺さる言葉が多く、なんなら組織改編までしてしまいたくなるくらい有益と思える話が書いてありました。

わたしは妊娠出産を理由に退職したわけではないのですが、もし子を持つことで仕事から離れようと思っている(特に管理職)の方がいたら、ぜひ読んでほしいです。

これは…!社内組織的にも、女性自身の心の持ちようとしても改革が起こる予感です。

働く女性に読んでほしい!

とはいえ、著者も当書で書いているのですが専業主婦にもまた読んでほしい本です。

男女の脳の違いを活かした子育て論なんかも書いてあるのですが、とっても参考になりました。

幼少期から男女の脳の違いはもう出てくるのですね。

男の子は空間認識をしているであろう絵を描くそうです。滑り台を上から見た図とかね。

反対に女の子はまず地面の線を描くんですって。その線の上に平面的な家とかお花を描く。これ、めちゃくちゃ心当たりあります。

生まれてきたその瞬間からこの性差はあるらしいですよ。

他にも印象的だったところを図解でまとめました。恋愛は関係ないので興味のある方だけご覧ください。

 

ーそろそろ、恋愛の話に入りますか。

この世で一番長続きする恋って、どんな恋かわかりますか?

わたし自身、恋は儚いものだと思っています。永遠なんてないと思っています。だって死ぬまで永遠があるかなんて、わからないじゃない?

恋には季節があります。出会いの春から別れの冬までが一連の流れです。

この恋の季節の考え方については、先日読んだ恋愛小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる』から得ました。

恋が一番長続きするのはね、恋をしていることを、その相手にも言わないことだ。ハグはしても、セックスはしない。だけど、互いが大切でたまらない。そんな相手に、発情していることを告げない、という展開。

なんか、わかる気がします。

ちなみに当書によるとプラトニックな恋愛を楽しめるのは40代以降のようです。

わたしもその頃になったら、そんな恋ができるのかな~。

「運命の恋」適齢期

  • 10代の頃は新しいクラスになるとすぐに好きな人ができる
  • 20代の頃は行きつけの美容院、飲み屋、それぞれにいいと思う男子がいる
  • 25歳の女性のフェロモンセンサーの感度は人類最高
  • 運命の恋の一度目は28歳まで
  • その波に乗って30歳くらいまでに子どもを産む
  • それからは脳の「恋力」はゆっくりと下降
  • 「恋力」が落ちてから運命の恋を探しても見つからない
  • 30代の恋は穏やかに進行
  • 30代後半は“発火”しにくくなる
  • 38~41歳くらいまでは恋ができない期間がやってくる
  • 40代に入るとプラトニックラブ適齢期到来

わたしは30代なので、後半部分はまだわかりません。でも10代~の恋の流れ、よくわかります。

この流れ、めちゃくちゃ共感します!みなさんはどうですか?

個人的に、プラトニックラブ適齢期が待ち遠しいです。笑

最後に著者からの言葉で締めます。

今日も、女たちが、幸せでありますように。

すべての女性に読んでほしい一冊でした。

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