「わたしは子どもはいらない」
こう聞いてあなたは不思議に思いますか?
わたしからしたら、
なんで子どもつくらないの?
子どもほしくないの?
まだ子どもいないの?
子どもって可愛いよ~
子どもいなくて寂しくない?
こんな問いかけをしてくる人の方が不思議です。
結婚したら子どもは絶対につくるべき?子どものいない人生はつまらない?
それはあなたの勝手な思い込みかもしれません。なかには子どもを望まない人もいます。
でも子どもがほしい人や子どもが好きな人にとっては、子どもがいらない人の心理は理解しがたいものかもしれません。
子どもを望まない人の心をのぞいてみましょう。
子どもがいらない人の心理
『子どもが欲しいと思うこと=普通』ではありません。子どもを望まない人もたくさんいます。
子どもがいらない理由が気になるものの、「どうして子どもいらないの?」とは直接聞けませんよね。
本当のところどう思っているのかご紹介したいと思います。
子どもが嫌い
子どもが単純に嫌いな場合があります。
小さい子どもを見ても、赤ちゃんを見ても可愛いと思えないのです。
犬や猫を見て可愛いと思う人が、赤ちゃんを可愛いと思うかと言ったらそうではありません。
子どもが嫌いな人は必然的に子どもがほしいと思わない心理にいきつきます。
子どもを育てる自信がない
自分なんかに子どもを育てられるわけがない。子育てに自信がないゆえに子どもがほしくない人もいます。
自分のことで精一杯だったり、実家住まいで親の元にいる人は自分が子どもを育てる想像がしにくいのでしょう。
いまの生活に満足している
夫婦二人の生活に満足していて子どもがほしいとは思わない場合もあります。
二人での生活が楽しくて仕方ない場合、子どものいる生活を特に望みません。
誰でも充実している生活をわざわざ変えたいと思わないですもんね。
縛られる人生を送りたくない
アクティブな人は縛られる人生を送りたくないという考えから、子どもはいらないと考えます。
子どもができると制限ができます。たとえば引っ越し一つを取っても、子どもがいると好きなところに好きなタイミングで引っ越すのは難しいでしょう。
転職も簡単にはできません。夫婦二人ならまだしも、子どもがいるとある程度の稼ぎが必要なので慎重になる必要があります。
このように、子どもがいると人生を縛られると考える人は子どもがほしくありません。
本当は…子どもがほしい
最後はちょっと別の目線からです。
言葉では「子どもはいらない」と言っていても本当はほしい場合があります。
たとえば経済的に余裕がなく子どもを諦めざるを得ない場合。
また、不妊治療を実はしているけどなかなか授からずまわりには強がりを言っている場合もあります。
本当は子どもがほしいと思っている場合、「何で子どもつくらないの?」と聞かれると辛いものです。
「何で子どもいないの?つくらないの?」と他人に簡単に聞かない方がベターです。
子どもがいらない理由
いろいろな事情で子どもがいない、いらないと思う家庭があります。それはその家庭の自由です。
子どもを望まない理由はいくつかあるのでご紹介します。
夫婦の二人の時間が少なくなる
お互いが大好きで、二人の時間をたくさん過ごしたい。子どもがいなければ、それが可能になりますね。
子どもがいなければ、何も気にせずいつまでもカップルのようなラブラブな生活を送ることができます。
子どもがいないと、好きなときに好きなことができます。たとえば急に居酒屋に飲みに行ったり、夜更かしして次の日ゆっくり起きたり、何泊も旅行に行ったり…と何でも自由にできます。
子どもがいたらここまで自由に生活することは難しいですよね。
自分の時間がなくなる
子どもができると自分の時間がなくなります。もちろん子どもがいても時間を捻出することはできますが、相対的に少なくなることは事実です。
趣味がある人、仕事に没頭したい人にとって自分の時間はとても大切です。
子どもがいることによって自分の時間がなくなることを避けたいと考えます。
経済的に余裕がなくなる
子どもがいるとお金がたくさん必要になります。子ども一人にかかるコストは平均で2,000万です。
子どもがいなければ、その2,000万を二人のために使うことができます。行きたいところ、食べたいもの、欲しいものなど…願いがたくさん叶います。
子どもがいると夫婦で自由に使えるお金が少なくなるので子どもはいらないと考えます。
子どものことで悩みたくない
子どもがいないと育児で悩む必要がありません。
うちの子まだこれができない、進路はどうしよう、就職ちゃんとできるかな。そんなことを悩む必要はありません。
自分たち夫婦のことだけを考えればいいので、気が楽です。
価値観は人それぞれ
子どもがいらない人の心理、いらない理由についてご紹介しました。
- 子どもが嫌い
- 子どもを育てる自信がない
- いまの生活に満足している
- 縛られる人生を送りたくない
- 本当は…子どもがほしい
- 夫婦二人の時間が少なくなる
- 自分の時間がなくなる
- 経済的に余裕がなくなる
- 子どものことで悩みたくない
決して「子どもはいらないもの」と主張したいわけではありません。
子どもが好きな人やほしい人にとっては、子どものいらない人の気持ちが理解できないかもしれません。
でも、実際に子どもはいらないと思っている人がいるということは伝わったのではないでしょうか。
「何で子どもいらないの?」と聞く前に、子どもがいるのが普通、子どもが欲しいと思うのが普通という固定概念をなくしましょう。
子どもを持つ持たないはその人の自由ですから。