この手の本では珍しく?著者は男性です。心理学の本なんかは男性が書いてることもよくあるんですけどね。
恋愛ハウツーというか、恋愛を男性目線で解説しているような本は初めて出会ったかもしれません。
話し口調で書かれているところもあり、全体的にかたくない本です。本が苦手な人も比較的読みやすいかもしれません。
さてさて、本の内容に入っていきますが。
良本でした!
というのも、男性心理がリアルに書かれているんです。
知りたくても知れなかった、聞くに聞けなかったことが当書の中で明らかに。
男性は女性と会ったとき「付き合いたいか否か」という判断を恐ろしく早い段階で決めてしまうのです。(略)「セックスしたい」「セックスしなくてもいい」「手に負えない」この三つのカテゴリーに分けます。
なるほどな?
他の本では初対面の女性を6つにカテゴライズするとあったのですが、その本の著者は女性だったんですよね。
(ちなみに6つのカテゴリー分けは「他人」「友達」「デートしたい」「体の関係を持ちたい」「付き合いたい」「結婚したい」でした)
すべての男性にこのカテゴライズが通用するかはわかりませんが、男性自身が男性心理を説明しているこちらの本の方が幾分説得力があります。
カテゴリー分けの話をもう一つします。セフレと不倫女のポジションについてです。
「彼女(彼女候補)>セフレ>女友達」ではない。(略)正式な公式はこうです。「彼女(彼女候補)>かわいい友達>セフレ>かわいくない友達」(略)これが真実です。ここで言う「かわいい」とは「セックスしたい」という意味です。
彼女のポジションを狙うセフレ女にとって残酷な現実です。
もうちょっとで本命になれる!
これは幻想というわけです。セフレ=彼女候補からの格下げであり、本命になるためには時間と労力が必要。
そしてその労力を掛けるくらいなら、別の男性にいった方が効率がいいというわけです。
不倫女も同じことが言えます。
「嫁(家庭)>不倫できそうな女>不倫相手>不倫できなさそうな女」
セフレ女も不倫女も同格というわけです。
男性は不倫相手やセフレとセックスできればOKでそれ以上でもそれ以下でもない。つまり、未来を一緒になんて考えていないということです。
セフレや不倫相手になっている方は、どうか目を覚ましてください!
半分くらい読みました📖こういう本では珍しく?著者は男性です。男性目線の恋愛のあれこれがわかるので新たな発見が多いです👀これも書評書きますね✍🏻💭…あざと女子の時代は終わりが近づいているようですよ😎 pic.twitter.com/6CoukaPAJF
— ちゃんもりの恋愛講座はじめるよ (@chanmori_vv) February 23, 2024
“あざとい”を売りにしてきたわたしにとって、この事実は衝撃的でした。
「あざとい女子」はもう通用しない。
ことある事に、無意識に、もはや本能的に“あざとい”を繰り広げてきたわたしにとって「あざとい女子終了のお知らせ」はきついものがあります。
なぜあざと女子が通用しなくなるかというと、男性が気づき始めているからなんですって。
あー、この反応見たことあるわ。
と、あざとさに既視感を感じる男性が増えてきているらしいです。
とはいえ、男性のハートをグッと掴むテクニックは存在します。
デート当日の男性への褒め方、プレゼントをもらったときの喜び方、デートの後の効果的なLINEの仕方、男性に自分を印象づける方法…
男性を落とすための、男性目線の恋愛テクニックがこれでもかというほど載っています。そしてどれも実用的!
最後に、信頼できる男10ヶ条を引用して終わります。
- 車の運転が上手な男
- 持ち物を大切にする男
- あなたの過去の失敗を忘れない男
- 「安心」を優先順位の上に持ってくる男
- 傾聴できる男
- 笑って「仕事?楽しいよ」と言う男
- 元恋人に敬意をもっている男
- 地震や台風などの自然災害時にすっ飛んでくる男
- 女性の視界を広げる男
- 「人を愛するって、どういうことだと思う?」の質問に真剣に向き合う男
本ではそれぞれの項目に対して、詳しい説明が載っています。
これは著者が考える「いい男」の10ヶ条なので、ご自身の10ヶ条を考えられるとさらにいいですね。
男性の気持ちがわからない、恋したいのに上手くいかない、出会いがない、効果的な男性へのアピールの仕方がわからない。
そんな方はこの本を手に取ってください。いますぐ使える、次のデートで使いたくなる恋愛テクニックがたくさん載っています。
あなたの恋愛がうまくいきますように!