- 男は「名前を付けて保存」、女は「上書き保存」
- 男の浮気はただの浮気、女の浮気は本気
- 美人は三日で飽きるが、ブスは三日で馴れる
- 女は、2番目に好きな人と結婚するといい
これらの中に聞いたことのある俗説があるのではないでしょうか。
聞いたことのある方は、それを人に説明できますか?
うーん、なんとなくはわかるけど。説明しろって言われると自信がない。
もやもや…
そんなあなたにぜひ読んでほしい!
恋愛の俗説が心理学に基づいて説明されています。
心理学なので〇〇論や〇〇効果などと聞きなれない言葉が出てきます。
でも大丈夫、わかりやすく書いてあるので心理学に詳しくない人でも読めます。(わたしも心理学は詳しくありません)
恋愛って人の数だけ、組み合わせの数だけパターンがあって万人に通用する必殺技みたいなものはありません。
それでも世にはいわゆる“恋愛テクニック”というものが存在します。
その恋愛テクニックは大多数の人に通用するものです。言い換えれば通用しない人もいるというわけです。
当書に取り上げられている恋愛の俗説もまた然りです。
実際、科学的な心理学の知見と、これらの俗説とを照らし合わせてみると、8割くらいは的を射ているといってよいでしょう。しかし、なかには事実とは異なり、人々の希望をあたかも事実のように断定しているものも2割くらいは含まれています。
この文章の後半、正直最初は違和感がありました。「2割は人々の希望が含まれている」この部分ですね。
わたしはてっきり、残りの2割は的を射ていないのかと思いました。なんというか迷信的な…
たとえば「夜に爪を切ると親の死に目にあえない」という迷信がありますよね。
この迷信って根拠は全然なくて、ただの言葉遊びのようなものです。気になる方は由来を調べてみてください。
恋愛の俗説も似たところがあるのかな、と思っていました。8割はホントだけど、残り2割は根拠のない迷信的な。
でも、そうじゃないんですよね。
恋愛の俗説の2割には人々の希望が含まれているらしいじゃないですか。
この言葉を聞いたことのある方は多いと思います。
これは当書で言うところの、残り2割の部分。つまり人々の希望がこの言葉に含まれているというわけです。
この俗説を肯定する人たちを想像してみてください。
前置きとして、美人orブスで考えると美人の方が少数派になることは感覚としてわかってもらえると思います。
なんという極論なんだ!
と反感を買いそうですが、考えてみてください。
芸能人並みの美人がそこら中に歩いていますか?-歩いていませんよね。
これを踏まえて、この俗説「美人は三日で飽きるが、ブスは三日で馴れる」について考えてみましょう。
この俗説を肯定するのは以下の人たちです。
- 自分の容姿に自信のない女性
- 美人でない恋人や妻を持つ男性
多数の男女がこの言葉に慰めを見出しているのです。つまりこの俗説は事実についての認識ではなく、人々の「感想」だそう。
次は、俗説の8割はホント!を二つご紹介します。
これはよく議論になる俗説ですね。
肯定派と否定はで延々と対立するやつです。
正直わたしはどっちでもいい~! (とか言いながら、成立する派です)
#14 男女の友情は成立するのか pic.twitter.com/H3AVnOfEvA
— ちゃんもりの恋愛講座はじめるよ (@chanmori_vv) June 29, 2023
その人が成立すると思ったら成立するし、別の人が成立しないと思ったら成立しない。
ただそれだけのことですよね。
でもそんなこと言ってしまったら俗説の検証が進みません。当書を元に話を続けます。
結論として、この俗説「男女間の友情は成立しない」は男女によって(もっと言うと恋人の有無も関係する)捉え方が違うそう。
女性は、同性の友人と異性の友人とは同じようなものと考える
女同士の友情のようなものを男友達にも求めるのが女。恋人と男友達はまったく別のカテゴリー。
男性は、男性の友人と女性の友人とは大いに違うものと考える
女ともは恋人と非常に近いものという認識で、女友達は恋人になりうるし、恋人にならなくても性的関係を持ちうる関係として見ている。
男女で大きく考え方が違うようです。(もちろん個人差あり)つまり男性と女性でこの議論をしたところで決着がつかないということですね。
最後にもう一つ俗説を。
これもよく聞く言葉ですね。
男の浮気が本気にならない理由は、多くの女性と性的交渉を持つことを本能的に求めているから。
女の浮気が本気になるのは、女性はパートナーに対して不満を持っていなければ目移りしないから。
つまり女性の場合、浮気する=現在のパートナーに不満を持っていて、それを他の男性で満たしているということになるとか。
女性意見に納得~。
とはいえ、学生の頃にわたしは彼氏がいても浮気していたのはなぜだったのか。
本命彼氏に特段不満はなく、むしろ大好きだったんだけど、それでも浮気相手も好きで…
本命彼氏は同い年で浮気相手は社会人だったから、年上に単に憧れがあったのか。それとも学生の頃、性欲が爆発していたのか
当時の心境はいまとなってはもうわかりません。恋愛はやっぱり一筋縄ではいきませんね。ムズカシイ
恋愛は相手によって違うし、状況によって違うし、年齢によっても違います。恋愛は一つとして同じものはありません。
でも、恋愛の俗説の8割がホントなのも確か。男女で考え方の違いがあるのが確かなように。
信じるか信じないかはあなた次第…
って都市伝説風に締めておきます。(締まってる?!)