当書はおもに女性向けのアンチエイジングに重点を置いて書かれています。
本のメインターゲットは40代以降の女性。
ハッキリそう書いてあるわけではないですが、文章の中で幾度となく「40代以降は~」「50代以降は~」と出てきます。
わたしは自身はアラサー、むしろミドサーです。言っているうちにアラフォー、40代を迎えます。
全員に絶対にやってくる、避けては通れない老い。その老いをそのまま受け入れるのか、受け入れるにしても上手い受け入れ方をするのか。
それは、自分次第です。
正直、当書を20代以下の方が読んでもピンと来ることは少ないかもしれません。
でもアラサーミドサーにはしかと響きました。

そうそう、この本ぜひ男性にも読んでほしいです。
女性向けに書かれているので、男性に置き換えて考えるのはひとひねり必要ですが。
たとえば、赤い口紅の話。
久しぶりの赤は、まるで明かりを灯したように“女の顔”をパッと明るく見せるはず。成功すれば驚くほど人を若返らせる魔法の口紅色。でもその代わり、失敗も多い。
赤い口紅はひと塗りで印象を変え、女性の顔を晴れ晴れとさせます。その一方、使い方を失敗すると老けの原因になることも。
赤い口紅を上手に使えるかは“清潔感”が大事なのだそう。
赤い口紅を塗る日は全身のすみずみにまで清潔感が行き渡っていないと映えません。
つまり単にアイテムだけ取り入れても上手くいかないということですね。そのアイテム(今回は赤い口紅)が活きるように全身を見直す必要があるということです。

これは恋愛テクニックでも同じことが言えます。
取ってつけたような恋愛テクニックを使っても効果はありません。
たとえば「7秒見つめ合えば恋に落ちる」なんて言いますよね。※秒数には諸説あります。
でも清潔感の欠片もない人に7秒見つめられても不快感しかありません。このテクニックを使うならそれ相応の清潔感なり雰囲気なりも必要です。
話を戻すとアイテムとしては優れている「赤の口紅」も上手く使わなければ意味がないということです。
同じ章にこんな言葉もありました。
40代をすぎたら、美しさ=清潔感、若さ=清潔感、と考えて。
これなら男性も自分事で考えられるのではないでしょうか。
「赤の口紅」を男性が使うアイテムで言い換えるは難しいですが、要はここで言いたいのはアイテムが何かというより“清潔感”が大事ということです。
清潔感とは?
清潔感という言葉、実によく聞きます。わたしも当ブログ内で何度も“清潔感”の言葉を用いてきました。
- 服や持ち物が汚れていない
- ヘアスタイルが決まっている
- 髭が整っている
- 肌や歯がキレイ
清潔感について挙げればキリがありません。でも毎日出かける前に全身鏡を見てほしいんです。
そして一つでいいから、新しい清潔感を取り入れてみてください。たとえば「メガネについた指紋を拭いてから外に出る」とかね。毎日の積み重ねがその人の清潔感をつくります。
気づいていただろうか。世の中、人の悪口を言う人と言わない人、ハッキリ2種類に分かれること。何よりも、“悪口を言う人”の方が“言わない人”よりも老けて見えること。
現在、専業主婦なので外との交流はTwitterくらいです。リア友とも連絡は取りますが悪口を言う子なんていまさらいません。
Twitterを見ていると悪口の嵐ですよね。きっとそんな方たちは老け顔なのでしょう。
悪口を言っている人が人間的にモテるかと言ったらそんなわけがありません。モテない上に、自ら老いを加速させている…

なんでわたしモテないのよ!何が悪いのよ!
と思う方は、自分のツイートを見返してみると原因がわかるかも。
一緒にいる誰かが食べ物や飲み物をこぼした時、そこにいる女子の誰がいち早くティッシュを取り出すか?そこで毎度、無言のバトルが軽く繰り広げられる。
ティッシュを取り出すとろまでは女のマナーで、持っていないと話にならず女の風上にもおけない、だらしなく見えるんだとか。

すみません、わたしハンカチは絶対持っていますがティッシュは不携帯です…女としてやばいの、か?
子が生まれてからティッシュと言えばウェットティッシュです。濡れていた方が断然便利!
わたしと一緒にいて何かこぼしたら、すかさず大きいウェットティッシュを差し出しますよ!

って女らしくないかぁー…
ということで、この本を読み終わってからポケットティッシュ(濡れてないもの)も持ち歩きはじめました。
いまさら誰に「女感」アピールすんねんって話ですが、女を忘れないためにこの本を読んで得た「108の気づき」を日常に取り入れていきます。
- アンチエイジングに興味のある方
- 40代以降の方(30代でも◎)
- キレイに年齢を重ねたい方
- 毎日を活き活きさせたい方
- お金をかけずに美人になりたい方
- 自分に自信を持ちたい方
- モテたい方
わたしのように既婚者で、いまさらモテる必要のない人にも読んでほしい本です。
女として人としてレベルアップ、底上げできる本です。忘れた頃にもう一度読みたいと思います。