「結婚の決め手に欠ける?」あなたは何を基準に相手を判断していますか?
『何を基準に?』と聞かれると案外答えにくいものです。なぜなら頭の中で“なんとなく”決め手に欠けると思っているだけだからです。
その“なんとなく”を具体化したい方はこの記事を参考に考えてみてくださいね。
相手が結婚の決め手に欠ける人なのかどうか、この記事を読んだ後には明らかになるはずです。
結婚の決め手に欠けると判断した理由は?
結婚の決め手に欠けるとはどういう状況でしょうか。
決め手に欠けると考えられることを挙げるので、当てはまるものがあるか確認してください。
- 相手との将来が見えない
- 周りの人に紹介できない
- 他に好きな人がいる
- 顔がタイプでない
- 性格が合わない(ときがある)
- 価値観が合わない(ときがある)
- 経済的に心配
- お互いの実家が離れている
- 好き!好き!大好き!という感情がない
- 結婚を急ぐ必要(理由)がない
- 運命の人と思えない
- 親に反対される心配がある
上記の中に当てはまるものはありますか?
太字で書いたものに当てはまる場合は、結婚の決め手に欠けると考えてよいでしょう。その人と結婚すべきではありません。
それ以外の項目に当てはまるのであれば、結婚の決め手には欠けるかもしれませんが即座に切り捨てるようなことはしなくてよいでしょう。
項目ごとの考え方は以下の通りです。
結婚の決め手に欠ける(まさにその通り!)
結婚の決め手に欠ける項目は3つあります。具体的に結婚の決め手に欠ける理由を見ていきましょう。
相手との将来が見えない
結婚は一生モノ。死ぬまで一緒です。相手と家庭を築いて最期まで添い遂げる将来が見えないのであれば、結婚相手としてはNGです。
周りの人に紹介できない
まわりの人に紹介できない理由は後ろめたいことがあるからでしょうか?もしかして浮気や不倫ですか?
どんな理由にせよ結婚しても周りの人との付き合いは続きます。そのため、周りの人に紹介できない相手との結婚はオススメしません。
他に好きな人がいる
論外です。いますぐいま付き合っている人と別れましょう。結婚なんてもっての外です。
結婚の決め手に欠ける(考え直してみて!)
結婚の決め手に欠けると思った項目も、考え方を変えれば一概にマイナスポイントとは言いきれません。
以下を読んでぜひ考え直してみてください。
顔がタイプでない
そりゃあタイプの人と結婚できれば万々歳です。でも結婚するに当たって顔の善し悪しはそれほど重要ではありません。もっと他に考えるべきことがあります。
性格が合わない(ときがある)
100%性格の合う人はまずいません。そのため多少性格が合わないと感じるくらいで“結婚の決め手に欠ける”と判断するのは早いかもしれません。総合的に判断しましょう。
価値観が合わない(ときがある)
価値観も性格と同じで、全部が全部合う人はいません。結婚生活はお互いが譲歩し合ってつくるもの。
多少の価値観の差はお互いの考え方の刺激にもなるので、「価値観が合わないこと=結婚の決め手に欠ける」と判断するのは時期尚早かもしれません。
経済的に心配
いまや共働き家庭が普通なので、相手の年収にだけ頼るのは時代遅れです。経済的に不安なのであれば、あなたが稼げば問題ありません。
ゆえに、経済的に心配だからといって結婚の決め手に欠けると考えるのはミス判断です。
お互いの実家が離れている
お互いの実家が離れていると、将来の心配があるかもしれません。親を介護するときにどちらの親を優先する?親の持ち家や土地は将来どうする?
確かに将来の親のことは考えなければいけないときが来ますが、それは何十年も先のこと。
何十年も先のことを気にして、いまの結婚を諦めるのは勿体ないとわたしは考えます。だって、そんな先のことどうなっているか誰にも分かりませんよね。
予想することはできますが、人生は想定外のことがよく起こります。
そのため実家が離れていることを理由に結婚の決め手に欠けると考えなくてもよいでしょう。
実家が離れていることを結婚の決め手に欠けると考える人は、実は他に決め手に欠けると考えていることがあり、何かと理由を重ねたいだけの可能性もあります。
好き!好き!大好き!という感情がない
結婚すると何十年も一緒にいることになります。付き合った当初のように「好き!好き!大好き!」は長くは続かないのが現実です。
結婚してももちろん相手のことは好きですが、「好き」より「愛」に形が変わります。「ドキドキ」より「安心感」に変わります。
そうでないと、ドキドキし続けるあなたの心臓はヒートアップして持たないかも。
いま落ち着いた関係になっていて「愛」に気持ちが変わりつつあるのであれば、むしろ結婚の決め手と考えてもよいでしょう。
結婚を急ぐ必要(理由)がない
結婚のタイミングは人それぞれです。周りの友達が結婚したからといって合わせる必要はありませんし、親に結婚を催促されても急ぐ必要はありません。
でも逆に考えてみる手もあります。いま結婚をしてはいけない理由はありますか?結婚はタイミングが大事です。機会を逃すとしばらく結婚できない可能性もあります。
仕事や体調、相手との関係性など様々な要因が重なり合って結婚のタイミングが到来します。
もしあなたにいま結婚のタイミングが来ているのに、急ぐ必要がないという理由で結婚の決め手に欠けると考えるのは浅はかかも。
時期のこと以外も踏まえて考え直してみましょう。
運命の人と思えない
運命の人かどうかは後にならないと分からないことです。はじめに決められるものではありません。そのため、相手を現時点で運命の人と思えなくても仕方ありません。
ただ、運命の人と思えずとも”いままでの人の中で一番最高の人”と思える人と結婚すべきです。
そうでないと相手への不満が出たときに昔の人と比べてしまい、どうにもいかなくなることが予想できます。
運命の人と思えなくても「この人が私史上の中で一番!」と思える人であれば逆に結婚の決め手になるでしょう。
親に反対される心配がある
親に反対されると思うのはなぜでしょうか?年の差婚になるから?相手がバツイチだから?相手の年収が経済的に心配だから?
どんな理由があるにせよ、結婚したいと思うのであれば一度親に紹介してみましょう。あなたの心配をよそに親は結婚に賛成してくれるかもしれません。
うちの場合、10才の年の差婚ですが何も反対されませんでした。
結婚の決め手を多く求めすぎでは?
結婚の決め手に欠けると考える人は相手に多くを求めすぎているのかもしれません。
結婚に理想を求めすぎの場合もあります。何を結婚が決め手として重きを置くかは人それぞれです。
結婚の決め手の基本的な考え方は以下の記事にまとめているので、あわせて読んでみてくださいね。
あなたは自身は結婚の決め手に欠ける要素を持ってない?
ここまで、相手を結婚の決め手に欠けるかどうか考えてきました。
次はあなたの番です。あなた自身は、結婚の決め手に欠ける要素を持ってないでしょうか?
相手に求める前に自分を見直すことも大切です。相手に何を求められているのか、相手は結婚の決め手に何を重きを置いているのか考えるべきです。
たとえば、女性にいまでもよく求められるのは料理の腕。共働きで家事分担しているところも多くあるので女性が料理をしなければいけないというわけではありません。
あくまで一例ですが、妻の美味しい手料理を結婚の決め手に考える男性が多いのは事実です。
さて、あなたの相手は何を結婚の決め手に考えているでしょうか?自分のことも見つめ直してみましょう。
結婚の決め手に欠けると判断するのは慎重に
『結婚の決め手は”これ”』という正解がありません。でも正解がない中でも考えられることは多くあります。
あなたが結婚の決め手に欠けると考えていることが、実はそれほど大事じゃない場合があります。
逆もしかりで、結婚の決めるときに是非考えてほしいこともあります。
人それぞれ結婚に対しての価値観は違いますが、結婚は一生モノということは共通することです。
ぜひ慎重に結婚の決め手を考えて、あなたに相応しい結婚相手を見つけてください。