
みなさんにとってデートってどこからですか?
漠然とした質問ですいません。頭の中に答えとなりそうなものが、たくさん浮かんできたかもしれませんね。
今回テーマにしたいのはデートの定義です。どこからがデートになるの?という疑問を紐解いていきたいと思います。
【結論】デートの定義は人によって違う
結論を先に述べてしまいますが、デートの定義は人によって違います。でも全然違うかといったらそうでもありません。
では何が違うかと言うと、「どこから」がデートとかという段階が人によって違うのです。
この記事ではシチュエーション別にデートの定義を考えていきたいと思います。あなたのデートの定義がどのシチュエーションで当てはまるか考えながら読んでみてください。
デートの定義をWikipediaから考える
デート(英語:dating)は、日時や場所を定めて好意を持った2人が会うこと。逢い引き。
男女のペア以外にも、親密な2人が会う(その上で何かしらの行動を共にする)ことをデートと呼ぶこともある。
引用元:Wikipedia
Wikipediaの内容をまとめると以下の4つがポイントになります。
- 日時や場所を決めて会う
- 好意を持った二人が会う
- 男女のペアに限らない
- 親密な二人が会って何か行動すること
Wikipediaのデートの定義は、たしかに一般的で多くの人が同じ感覚を持っているような気がします。

まさに「The デート」
この4つのポイントを元にデートの定義についてもう少し言及していきたいと思います。
デートの定義をシチュエーション別に考える
Wikipediaが提示しているデートの定義は正しいと思います。少なくともわたしは同じ感覚です。
でももう少しデートの定義を掘り下げて考えてみたいと思います。
Wikipediaのデートの定義を元にしながら、シチュエーション別にデートの定義を考えていきます。
- 二人でご飯に行ったらデート
- 二人で遠出したらデート
- 手を繋ぎキスをしたらデート
二人でご飯に行ったらデート
二人でご飯に行くことは、友達同士でも普通にすることです。
二人でご飯に行くことをデートと捉えてしまう人は、思い込みが激しいかデートの経験がない人かもしれません。
では、Wikipediaの4ポイントを元に詳しく見ていきます。
二人でご飯に行くのは、その場の成り行きの場合と約束して行く場合の2パターンがありますね。
成り行きでご飯に行く場合、デートと言わない可能性大です。例えば学校の帰りに、たまたま都合が合ったから急にご飯に行くことになるとかありますよね。
相手が好きな人の場合、成り行きのご飯でも二人きりなら嬉しくて「デート」だと思いたくなります。
でも元々予定されていたものなのか、急に決まったものなのか思い出してください。成り行きならデートと言わない場合がほとんどです。
逆に「いつどこでご飯を食べよう」と予定していたのであれば、それはデートといえるかもしれません。
一般的な感覚で考えると、二人でご飯に行くだけでお互いが好意を持っているかは判断しづらいです。
ただ、恋愛感情は持っていなくても友達としては好意を持っているとは言えるでしょう。嫌いな人とご飯に行きたくないですからね。
そのため予定されていなかったご飯だとしても、ご飯に行けた=嫌われてないとは捉えられます。
他にも複数のポイントが重なれば脈アリかもしれません。脈アリについてはこちらの記事でご確認ください。
デート=男女のペアとは限りません。

恋愛は自由!誰を好きになってもいい!
この考えがあれば、デートの定義を考えるときにわざわざ「男女」と限定することはないですね。
わたしも同性と付き合っていたことがあります。興味のある方はこちらをご覧ください。
親密かどうかを判断するのが難しいかもしれませんが、本当に親密だったら考えるまでもありません。感覚で分かります。

わたしたちって親密なのかな?
こう考えるようであれば、その二人は親密ではない可能性が高いです。よって、親密ではない場合はご飯に行くことはデートとは言えませ。
二人で遠出したらデート
遠出は気心の知れた人と行くものです。ちょっとご飯に行くより親密な関係と言えます。
よって、デートと捉えたいところですがここは慎重にWikipediaの4つのポイントを元に考えてみましょう。
遠出するには日時や場所を予め決めておく必要があります。そのため二人で遠出したらデートといえそうです。
遠出するのにデートと言えないとすると、共通の趣味がある場合です。

わたしの話になりますが。
昔、水族館が好きで全国の水族館巡りをしていました。水族館巡りという共通の趣味を持った男友達としょっちゅう遠出していました。
この場合、デートという意識はわたしにはありませんでした。この男友達に告白されたことがあるので、相手はどう思って一緒に遠出していたかは分かりませんが…
遠出はデートと捉える人が多そうですが、遠出するからといって二人が好意をお互いに持っているとは限りません。
実際わたしも仲のいい男友達と遠出したことがありますが、恋愛感情は持っておらずただの友達でした。いわゆる友達以上恋人未満という気持ちでした。
そのため、「予定を立てて遠出した=デート=脈アリ」と考えるのは浅はかかもしれません。でも嫌われてないのは確かです。
省略(前述の通り)→★
そもそも“親密”の定義が曖昧なところがありますが、気の合わない人と二人で遠出するはずがありません。
そのため、二人で遠出することはデートといっても過言ではありません。
手を繋ぎキスをしたらデート
普通の感覚でいうと手を繋ぎキスをする二人はカップルの関係。
「今日会える?」なんて急にデートが決まることもあるかもしれませんが、たいていのカップルは次のデートの予定を決めている場合が多いです。
会う予定を決めた上で、キスなどする関係なのであれば二人はほぼ間違いなくカップルです。つまりデートと言えるでしょう。
手を繋ぎキスをするのは好意があるから。好意がないのにスキンシップを取るとは考えにくいです。
ただ、注意したいのはお酒の席などで酔った勢いでキスなどしてしまうこと。この場合は、好意を持っているかは怪しいです。
省略(前述の通り)→★
手を繋ぎキスをすることは、まさしくこの“親密な二人が会って何か行動すること”に当てはまりますね。
曲がった見方をしなければ誰が見てもデートです。
デートの定義が人によって違うことによるすれ違い【体験談】
デートの定義は人によって違います。言い換えるならば人によって相手とデートしているつもりか、そうでないかが違います。
つまり、Aさんがデートだと思っていてもBさんはデートだと思っていない場合があります。

実際わたしはこの“すれ違い”の体験をしました。
大学生の頃、クリスマスに男性とユニバに行ったときの話です。まさに今回取り上げた“二人で遠出したらデート”ってやつです。
男性の方はわたしが気があると思ったのでしょう。帰り道に告白されました。

でもわたしの答えはNO。
申し訳ないことをしました。普通に考えればクリスマスに二人きりで遠出は脈アリです。

でもわたしは純粋にクリスマスのユニバに行きたかっただけでした。
わたしのこの体験談は例外的(というか最悪の思わせぶり)ですが、デートの定義が人によって違うことですれ違いが起こることを覚えておきましょう。
デートの定義は人それぞれ、判断の仕方
デートの定義は実に曖昧です。Wikipediaでは下記のように定義していますが、実際のところ人によって捉え方が違います。
でも下記の4つのポイントはデートの定義を考える上で基準になります。
- 日時や場所を決めて会う
- 好意を持った二人が会う
- 男女のペアに限らない
- 親密な二人が会って何か行動すること
これらの4つのポイントを元に分かりやすく数値化してみます。
- 4つ当てはまる=100%デート
- 3つ当てはまる=75%デート
- 2つ当てはまる=50%デート
- 1つ当てはまる=25%デート
- 1つも当てはまらない=デートではない
このように考えると、デートの定義で迷ったときに判断しやすくなりますね。
くれぐれも自分の独りよがりな考えで「これはデートだ」と判断しないようにしてください。もしかしたらわたしの体験談のように、痛い目にあうかもしれません。
デートの定義は人それぞれだということをお忘れなく。