一番好きな人とは結婚できないと聞いたことがありませんか?まさにその通りで、わたしは二番目に好きな人と結婚しました。
二番目に好きな人と結婚して後悔していないか、どうして一番好きな人と結婚できなかったのかなど体験談を元にお話ししていきます。
「一番好きな人とは一緒になれないんだね」と言われる
その浮気相手に言われたことがあるんです。「一番好きな人とは一緒になれないんだね」
それを聞いたとき泣きそうになりました。
まだわたしが婚約してない時期だったので、正直どちらと結婚するか迷っていたんです。

勝手にね。
でも浮気相手は彼女を選んだ。「わたしもあなたが一番好き」そう伝えたけど「もう戻れないんだ。もう少し早く出会いたかった」と。
すごく切なくなったのを覚えています。
いま思えば浮気相手同士だからこそ、そんなクサイセリフを吐いて上辺の恋に酔っていたのでしょうね。
それからというもの、お互いほぼ同じタイミングで婚約、結婚と進み家族を持ちました。
婚約を機に連絡を絶ったので、現在その人と関係はありません。
これがわたしの結婚前の最後の恋です。
一番好きな人と結婚できない理由
一番好きな人と結ばれない理由はいくつか考えられます。
- 自分を着飾ってしまう
- 一番好きな人によく見られようと必死
- 実は一番好きな人のことをよく知らない
- 一番目に好きな人は運命の人ではない
- 少女漫画のような恋
あなたはどれに当てはまるでしょうか。
自分を着飾ってしまう
あまりに相手のことが好きだと、自分をさらけ出せません。常に完璧な状態で一番好きな人の前にいたいと考えるからです。
その結果、無理して自分を着飾ってしまい本当の自分を出せなくなります。
“演じた自分”でずっといるのは大変です。一番好きな人と結婚したら、一生自分を演じ続けなければなりません。
それは不可能なので一番好きな人と結婚は難しいと考えられます。
一番好きな人によく見られようと必死
一番好きな人には自分の欠点を見せられません。人は誰しも苦手なことや不得意なことがあって当たり前です。
でも一番好きな人にはよく見られたい。最大限自分をよく見せたいと思うのが普通です。
素の自分を100%見せられる人としか結婚生活は続きません。
「自分をよく見せたい!」と常に思ってしまう一番好きな人とは結ばれないのも仕方ないでしょう。
実は一番好きな人のことをよく知らない
お互いが「自分をよく見せよう」としている分、相手のいいところしか目につきません。嫌なところはそもそも一番好きな人に見せないからです。
つまり、お互いが一番好きな人と思っていてもそれは上辺の気持ち。
実は相手のことはよく知らない(いい部分しか知らない)のに一番好きだと勘違いしているのです。
これでは一番好きな人と結ばれても上手くいかないことが目に見えています。
一番好きな人は運命の人ではない
個人的な考えですが、運命ってもうあらかじめ決まっているものだと思っています。それは恋愛以外に関しても。
もちろん、「ああしたい、こうなりたい」という理想を掲げてそれに向けて努力することは大事です。
でも結果的にどうなるかは、その努力も踏まえてはじめから決まっていることだと思っています。
そのため、運命の人も最初から決まっていると考えます。
一番好きな人と結ばれないのは、その人が運命の人ではなかったから。
シンプルな考えですが、わたしは一理あると思います。
少女漫画のような恋
一番好きな人と結ばれないのは少女漫画のような、まさに絵に描いたような恋をしているからかもしれません。
毎日トキメキとドキドキ。あれ?このシチュエーションどこかで見たかも?

それって少女漫画の世界では?
恋に恋してる状況かもしれません。理想的な恋を思い描いて、漫画に出てきたような恋がしたい。
少女漫画のような恋がしたいと思っている方は、一番好きな人との恋愛にそれを求めがちです。

目を覚まして!
現実的な恋愛をしましょう。少女漫画のような夢みたいな恋愛は長くは続きません。現実世界ではいつかボロが出ること間違いなしです。
二番目に好きな人と結婚した結果
わたしの話を続けます。結果的に二番目に好きな人と結婚したわけですが、後悔していません。むしろ良かったです。
いまでは一番好きな人を超えて、夫が一番好きな人です。言葉にするとよく分からないですね。
順位を付けるとするとこんな感じ。
- いまの夫
- 結婚前の浮気相手
- 結婚前の夫
わたし自身をさらけ出せる人と結婚して良かったです。無理に着飾る必要がない夫といるととても心地よいです。
この関係は一番目に好きだった浮気相手とは築けなかったと思います。
願わくば、来世は一番好きな人と
もし来世で一緒になる人を選べるのであれば、一番好きな人と一緒に”なってみたい”です。
いまの夫に不満があるわけではありません。いまの夫と結婚して心から良かったと思っています。

でも時々想像することがあります。
もし一番目の人と結婚していたらどんな結婚生活が待っていたかなと。
一番好きな人との前では着飾った自分しか出せないと思うので、息苦しい毎日が待っているかもしれません。
でも本音は、願わくば一番好きな人と来世では結婚してみたいです。
「最後は未練タラタラかよ」という感じですね。でもこれが恋愛のリアルです。
実はあなたにも、心に残っている人がいるのではないでしょうか?